マウスピース矯正で歯の凹凸は整う?叢生の治療法について解説

カフェで友人と談笑する日本人女性。インビザライン(透明なマウスピース)を装着しているが目立たず、自然な笑顔を見せている。

「前歯の位置がズレて重なり合っている」

「口元のデコボコが目立って、他人の視線が気になってしまう」

「本格的な矯正をしたいけれど、銀色のワイヤーが見えるのは避けたい」

審美性や機能性を左右する歯並びの状態について、密かに頭を悩ませている方はいらっしゃいます。

実際、取り外しができるマウスピース型の器具「インビザライン」を活用して、デコボコした歯列を整えられる症例は少なくありません。

本編では、歯並びが乱れてしまうメカニズムや、放置のリスク、さらにライフスタイルに合った矯正方法について、クローバー歯科が専門的な観点から分かりやすく紐解きます。

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そもそも「叢生(そうせい)」とはどんな状態?乱杭歯の基礎知識

歯の重なりやねじれが原因でガタガタに見える、日本人女性の叢生の様子。

専門的な医療用語では、生え方が乱れて不揃いになったお口の状態を「叢生(そうせい)」、あるいは一般的に「乱杭歯(らんぐいば)」と呼びます。

これは永久歯が綺麗に収まるための顎のスペースが不足し、以下のような形状を呈しているケースを指す言葉です。

  • 隣り合う歯同士が前後に重なり合って生えている
  • 歯の向きが本来の位置からねじれて配置されている
  • 歯列のアーチから外側に押し出されて八重歯になっている

(参照リンク:日本歯科医師会 テーマパーク8020|矯正歯科について

歯並びの乱れから生じる日々のストレスや困りごと

叢生をお持ちの患者様からは、毎日の生活の中で以下のような具体的な不便さや苦悩を伺う機会が多くあります。

  • 前歯の噛み合わせがうまくいかなかったり、見た目が悪かったりして憂鬱になる
  • 知人と写真を撮影する際に、自分の口元を気にして思い切り笑えない
  • 歯が複雑に入り組んでいるため、毎食後のブラッシングが細部まで行き届かない
  • 磨き残したプラーク(歯垢:歯の汚れ)が蓄積し、虫歯のリスクを押し上げてしまう

歯の配列が乱れてしまう4つの背景

歯が真っ直ぐに生え揃わない根本的な理由には、遺伝的な顎の大きさに加え、成長期のちょっとした習慣など、多様な要因が複雑に絡み合っています。

  • 顎(あご)の骨のキャパシティ不足
    歯の土台となる顎の骨格が小ぶりなために、全ての永久歯が綺麗に1列に整列するための隙間が足りない状態です。
  • 個々の歯のボリューム
    顎のサイズに対して、生えてきた歯の横幅や厚みが大きすぎるケースです。割り当てられたスペースに収まりきらないため、押し出された歯が前後に波打つように並んでしまいます。
  • 親知らずによる前方への圧力
    奥歯のさらに奥深くから親知らずが傾いて生えてくる際、手前の歯列を前へと強く押し出してしまうことがあり、全体の並びを乱す一因になり得ます。
  • 幼少期から続く口元の習癖(無意識の癖)
    子供の頃に無意識に行っていた、舌で前歯の裏側を押し出す癖や、口呼吸を続ける習慣などが影響を与えるケースも少なくありません。

乱れた歯列をそのままにしておくことで生じる4つのデメリット

「多少見た目が悪くても、食事に困らないから大丈夫」と判断して放置を続けるのは得策ではありません。

歯並びの悪さは、お口の中全体の環境を悪化させる危険性を秘めています。

  • 虫歯の罹患率が高まる
    歯が密に重なっている部分は、細かい食べかすや細菌の塊が定着しやすい環境と言えます。
  • 歯周病の進行を招く
    取り切れなかった汚れが歯茎を刺激し、長期的には歯を支えている周囲の骨を退縮させる要因になりかねません。
  • 衛生管理(歯の汚れの落としやすさ)の難易度が上がる
    どれほど熱心にデンタルケアに励んだとしても、物理的に毛先が届かない死角が生まれてしまいます。
  • 精神面での壁や引け目
    自分の笑顔に自信が持てなくなり、対面でのコミュニケーションにおいて消極的になってしまう場面が懸念されます。

マウスピース型とワイヤー型の特徴対比と選択基準

インビザラインのアライナーと、ワイヤー矯正の歯列模型を両手に持ち、治療方法を比べる日本人女性の様子

不揃いな歯を正しい位置へ導くアプローチには、透明なマウスピースを順次交換していく方法と、従来型の金属ワイヤーを使用する方法があります。

それぞれの適応範囲を見極める必要があります。

インビザラインとワイヤー矯正の比較表

治療方法推奨されるケース
インビザライン・軽度から中等度までの比較的マイルドなガタつき
・健康な歯を抜かずに配置を整えられるケース
・毎日の装着スケジュールをご自身で管理できる方
ワイヤー矯正・骨格のズレが著しい重度のガタつき
・歯の根元から大きく動かす難易度の高いケース
・抜歯によって大幅にスペースを捻出する必要がある場合

歯をの矯正に抜歯は必要?

綺麗な歯列のアーチを作るための隙間が決定的に不足している局面では、スペース確保のための抜歯を選択せざるを得ない場合があります。

とはいえ、すべての患者様に対して画一的に抜歯を行うわけではございません。

検査の結果などで必要な隙間を用意できると判断されれば、歯を抜かない保存的なアプローチを目指せます。

矯正に必要な治療期間の目安

個々の骨の硬さや歯の動きやすさによって変動しますが、概ね2年〜3年程度の通院を要するケースが一般的です。

目標とする噛み合わせのゴール設定や、実際に歯を移動させる距離の長さによって個人の進捗状況に差が生まれるためです。

クローバー歯科が実施する矯正治療

当院では、患者様が些細な疑問点も解消し、心から納得して治療をスタートできるよう、きめ細やかな診断体制を整えています。

  • インビザラインに特化したご相談
    マウスピース装置がご自身の歯並びに適応するかどうかを検証し、見込みとなる治療の流れをお伝えします。
  • ワイヤー矯正に関するご相談
    マルチブラケット装置(ワイヤー器具)を用いた場合の想定期間や、装置の仕組みについて分かりやすく解説いたします。
  • 先進機器による精密検査
    レントゲン撮影や検査等を行い、見えない骨の状態まで客観的に把握します。
  • メリット・デメリットを交えたプラン比較
    個人の診断データをもとに、各治療方法の長所と注意すべき点を提示し、適した選択肢を共に模索します。

気になる矯正費用と選択可能な決済プラン

「どのくらいの出費になるのか見当がつかなくて不安」というお悩みは、カウンセリング時に非常に多く寄せられます。

歯列全体の矯正治療の場合、症状の重さによっては総額が100万円を超えるケースも珍しくありません。

当院では、以下の3通りの決済手段に対応しております。

  • 現金によるお支払い
  • 各種クレジットカード決済
  • デンタルローン(医療機関向けの分割システム)

初期費用(頭金)と医療ローンの併用

最初にまとまった額を「頭金」としてご用意いただき、残りの代金をデンタルローンに組み込んで月々の支払額を最小限に抑える方法もご選択いただけます。

毎月の生活を圧迫することなく、落ち着いて通院プランを継続できるよう、費用面のご要望やお支払い回数についてもお気軽にご相談ください。

よくある疑問点(FAQ)

八重歯の生え方でもマウスピースで治りますか?

お口全体のバランスによります。比較的軽度な位置のズレであればインビザラインで綺麗に配列できますが、重なりが深刻な場合や骨格の歪みが原因である場合は、別の器具や複数のアプローチを組み合わせた処置を行うことになります。

歯を抜かなければならないケースは多いですか?

精密なデータ分析に基づいて判断いたします。顎の骨の容積と歯の総体的なサイズを算出し、歯を抜かずに並べるスペースを確保できるかを歯科医師が厳密に見極めるため、一概に必須とは言えません。

周りに気づかれないような装置はありますか?

ございます。透明な高機能プラスチックで作られたインビザラインであれば、日常生活において周囲の目を気にすることなく、審美性をキープしたまま治療を継続できる点が大きなメリットです。

まとめ

不揃いで凹凸が目立つ歯並び(叢生)は、インビザラインで治療できる場合があります。

ただし、歯並びや噛み合わせの状態によって適した治療法は異なるため、事前の診断が大切です。

岐阜県土岐市エリアで目立ちにくい矯正治療を検討している方は、一度クローバー歯科までお気軽にご相談ください。

より詳しく知りたい方はこちら

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