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「歯周病 治る」という検索の背景には、こうした不安があります。結論から申し上げると、歯周病はどのステージまで進行しているかにより、到達しうる改善の程度が変わる疾患です。初期であれば適切な介入で改善が見込めますが、進行した症例では、損なわれた組織を元どおりに回復させることは困難です。早期に診断し対応できるかどうかが、予後を大きく分けます。
本記事では、歯周病の概要、進行ステージごとの治療目標、生活習慣との関連、そしてセルフケアの要点を、臨床的な観点から整理して解説します。
歯周病は、歯周ポケットにたまった細菌(プラーク)を原因として、歯肉や歯槽骨に炎症が及ぶ病態です。進行に伴って、以下のような所見がみられるようになります。
初期は自覚症状に乏しく、無症状のまま進行する点が臨床上の特徴です。
(参照リンク:歯周病Q&A|日本歯周病学会)
歯周病は、進行ステージにより治療で目指せる到達点が変わります。
| 進行ステージ | 歯槽骨の状態 | 治療目標 |
|---|---|---|
| 初期段階(歯肉炎) | ほぼ吸収なし | 適切な処置で改善が見込める |
| 中等度 | 部分的に吸収が進む | 進行抑制と状態の改善を図る |
| 重度 | 顕著な吸収を認める | 完全な回復は困難だが、進行抑制と歯の保存を図る |
炎症が歯肉に限局した段階です。歯槽骨の吸収はほとんど認められず、適切なプラークコントロールと歯科処置により改善が見込めます。
歯槽骨の吸収が部分的に進行した状態です。組織を完全に回復させるのは困難ですが、歯周基本治療とセルフケアを併せて行うことで、進行の抑制と病態の改善をめざせます。
歯槽骨の吸収が顕著な段階です。完全な回復は困難ですが、治療介入によって進行を食い止め、可能なかぎり歯の保存を図ることを目標とします。早期に介入するほど、とりうる選択肢は増えます。
臨床上、重要な視点があります。歯周病は「歯科に通院するだけで完結する疾患」ではなく、日々の生活習慣によって改善も悪化も左右される病気である、という点です。
歯周病の病態の背景には、次のような生活上の因子が関わっています。
日々の管理を積み重ねられるかどうかが、そのまま病態の経過にあらわれます。
(参照リンク:歯周病の影響|日本臨床歯周病学会)
歯科医院で行うのは、たとえば以下のような専門的処置です。
これらは不可欠ですが、専門的処置だけで病態を管理しきることはできません。セルフケアの確立があってはじめて、改善が見込めます。

歯周病管理の要となるのは、患者さんご自身が毎日続けるプラークコントロールです。とくに以下の点が大切になります。
ご本人は磨けているつもりでも、実際には清掃が行き届いていないケースは少なくありません。歯頸部(歯と歯肉の境目)を意識し、適切な圧でブラッシングすることが求められます。
歯ブラシ単独では隣接面のプラークまで届きにくいため、デンタルフロスと歯間ブラシをあわせて使い、清掃効果を補います。
喫煙、糖質の多い飲食、頻回の間食などは、病態を進める要因となります。なかでも喫煙は歯肉の血流を妨げ、治癒の過程に悪い影響を与えます。
睡眠の不足やストレス、免疫機能の低下も病態に関わります。日常のリズムを整えることが、口腔の健康の維持に役立ちます。
(参照リンク:ブラッシング|日本臨床歯周病学会)
初期〜中等度のステージにおいては、専門的処置とセルフケアの底上げを併用することで、病態の改善・安定が見込めるケースがあります。専門的介入と患者自身の管理は、いずれも不可欠な要素です。
歯周病は再発をきたしやすい疾患です。改善後の状態を維持していくには、定期的なメインテナンス(SPT:サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー)が重要となります。
来院の間隔は病態に応じて決めますが、定期的な管理を続けることが、長期的な口腔の安定につながります。
(参照リンク:歯のメインテナンス|日本臨床歯周病学会)

クローバー歯科では、歯周ポケット検査・レントゲン・動揺度検査による精密な診断のもと、歯周基本治療から歯周外科治療まで体系的に対応します。口腔外科学会専門医の院長が在籍し、進行した歯周病にも幅広く対応。24時間Web予約が可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県土岐市肥田浅野笠神町2-11-1 |
| 電話番号 | 0572-53-2011 |
| アクセス | 中央道土岐インターより5 分(医院前駐車場あり) |
| 診療時間 | 月・火・木・金・土8:30〜12:30 / 14:00〜17:30 |
| 休診日 | 水曜・日曜・祝日 |
歯周病は、日々の生活習慣と密接に関わり、ご自身で管理していける疾患です。初期段階であれば改善が見込め、進行例でも適切な治療とセルフケアにより進行を抑制し、歯の保存を目標に据えられます。無症状のまま進行することが多いため、気になる所見があれば、お早めにご相談ください。
自然に改善することは基本的にありません。細菌性の疾患であるため、適切なケアと治療が必要です。早期の対応ほど改善が見込みやすくなります。
歯肉炎レベルの初期であれば、適切なプラークコントロールによって改善が見込める場合があります。進行例では、歯科での専門的処置とセルフケアの併用が必要です。
進行ステージにより異なります。初期であれば数回の処置で改善が見込めるケースもありますが、中等度以降では継続的治療と定期的メインテナンスが重要です。
歯周病は再発リスクの高い疾患です。治療後もセルフケアと定期的メインテナンス(SPT)の継続により、状態を維持しやすくなります。
はい、推奨します。歯周病は初期に自覚症状が乏しく、無症状のまま進行することがあります。気になる所見があれば早期にご相談ください。



〒509-5112 岐阜県土岐市肥田浅野笠神町2-11-1
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 08:30- 12:30 | |||||||
| 14:00- 17:30 |
水曜・日曜・祝日 ※最終受付:17:00